BLOG

11年ぶりのバルディゼール

 

みなさんこんにちは!

 

シーズン終わりに痛めた股関節のリハビリも順調に進み、

まだ完全な状態とは言えませんが、

低速ベーシックのみということで

3週間のヨーロッパ遠征にやってきました。

 

日本はかなり暑くなってきているようですが、

こちらフランスのバルディゼールでは、

3000m越えの氷河ということで

毎日カチっと締まった雪の上で

時には雪が降ったりもする中

素晴らしい環境でスキーができています。

 

今回は3週間ずっとベーシックトレーニングということで

シーズン中はなかなかゆっくりベーシックだけに時間をかけることが

できない為、とても貴重な時間を過ごせています。

 

こうして、ゆっくりじっくりベーシックトレーニングをしていると

できていると思っていて実はできていないこと、

できないと思っていたことが、実はとても単純なことの変化で

できるようになること。

スキーって本当に難しくて奥が深いなと思うけど

実はとてもシンプルだということ。

 

色々気付かされることは多いけれど、

自分にとって一番重要なことは

考え過ぎないことかもしれない。。。

 

「考えるな感じろ」じゃないけど、

本当にスキーに大切なのは、

考えすぎることよりも

何を感じるか。なのかなー

 

そしてその感覚をどれだけ語源化して

頭の中で整理して、

人に伝えられるか、ということも、

私にとってとても難しくて、そしてとても大切なことだなと

今回の遠征で感じています。

 

フィーリングを相手に伝えるのって結構難しくて、

いつも、「何々を意識して滑ったらうまくいった」とか

「後ろに引けてしまったからもっと前のポジションにいないといけない」とか

出来事や意識の話ばかりしてしまって

一番重要な「感覚」を何も伝えられていないことが多い。

それだけ今まで自分は何をしないといけないか、や、

どんな動作をしたか、また、

怖かったとか感情にばかり集中していたんだなと。

 

「何々をしたら、強い圧を脛に感じられた」とか

「スキーの動きがよりスムーズに感じられた」とか

「軽い力で楽に感じられた」とか

「バランスがとりにくく不安定に感じた」とか。。。

そういうことがもっと重要で

それらを感じるために意識を持っていくべきで、

 

それらに意識を持っていくと、

私の悪い部分でもある、できなかったらどうしようとかで

考え過ぎて動けないとか、

感情に負けてやるべきことに集中できないとか、

そういうことが自然となくなっていっていることを

身をもって感じられています。

 

しかもそれを英語で伝えなきゃいけなくて、

なおさら最初は苦戦して

イライラすることもあったけど

でもとても大事なことを学べているなと思います。

 

スキーにとっても大事だし、人生の中でも大事な気がする!!

人生については、感覚もあるだろうけど、

感情ももちろん大事になってくるだろうし、

それらを自分で理解して、整理して

相手にどう伝えるか、は、

人と良い関係を築く上でとても大事なことだなーって思います。

 

ちょっとスキーとは話がそれたけど、

スキーのおかげでいろんなことを学べて、経験できて、

幸せ者です本当に^^

感謝しないといけないですね!!

 

それにしても、3000m越えの環境でのスキーは

本当に疲れる。。。

コースもただでさえ長いのに、

上から下まで一本滑り切るだけでゼーゼーです。(笑)

 

あとは久しぶりに自炊ではなく、現地のご飯を食べているので

日本食が恋しくてたまりません(^^;)

早くラーメン食べたいなー!お味噌汁と納豆も食べたいなーーーー

 

あと1週間もないので、

最後まで怪我なく、来シーズンに繋がる遠征にできるように

頑張ります!!!

 

綺麗すぎる景色たちをみなさんにもシェアしておきます^^

 

今回も最後まで読んでくださってありがとうございます^^

 

それではまた^^

 

 

Maharu.